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理想の介護を目指して172

いよいよ世界がコロナ禍ショックに陥っています。これから先が見えない中でどう生き伸びていくか大きな課題が迫っています。

 

飲食店の閉店が相次ぐ中で、介護事業は安定業種と見られているかもしれません。しかし、もし、コロナに感染する利用者さんが出たら、私達はもう手の打ちようがありません。受け入れてくれる病院も難しいです。

 

先行きの見えないこのコロナ禍の中で、いかに明るく夢を追い続けることができるのか自分との闘いが真剣に大きな課題が迫ってきました。「何とかなるさ」という何の根拠もない楽観主義ではなく、最悪の場合を予想しての取り組みを考えていかなければなりません。

 

私は、沖縄の「ナンクルナイサ」の「テーゲー思考」がもうどうにもならないのだということに気付かせてもらえたチャンスだとも思います。「ナンクルナイサ」の本当の意味を知っている人は少ないというか殆どいないと思います。「ナンクルナイサ」の本当の意味は努力に努力を重ねても結果はどうなるか分からない、後は天に任せるしかないというのが本当の意味なのです。

 

私は同級生との集まりの中で老後の備えをしっかりしないといけないということを口酸っぱく言ってきました。その度に「何言ってるの」と疎んじられてきました。「何とかなるさ」と言われたら「何ともならないってば!」と辛口対応してきました。しかし、この頃はその人の「思考が現実化」しているので何も言わないようにしています。

 

人は生きている限り何らかの努力をしない限り結果は出せません。

そして、このコロナ禍の状況の中で絶対に屈しないで、夢を追いかけることはとても大切なことだと思います。

 

では、夢はいつから持てば良いのでしょうか。それは若い時に越したことはないでしょうが、50代でも 60 代でも遅いことはないと思います。 70代からはかなり決意しないとダメでしょうが。夢を持たないことには何も実現しないのですから。

 

私は小学校6年の時から「女性の自立」 に関しては揺ぎない確固たる信念を持っていました。母が専業主婦だったので、夫の経済を頼っては駄目だと気付かされました。自分の子供の将来には制限をかけたくないと思いました。女性の自立が子供達の未来を明るくするのです。

 

また、私自身は「女性の自立」という目的,夢を持っていたからこそ、これまでの様々の困難を乗り越えられたのだと思っています。

是非、夢をを持ち、夢の実現のために一歩を踏み出しましょう。今だからこそ!

 

 

令和21110

謝敷千恵子

 

 

コロナ顧の途中 肝よ広げやり

   笑ひ為らゃり 清ぎよ彼ら

 

 コロナカヌトゥナカ チムユヒルギュイ

     ワライカタラヤイ クジュワタラ