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理想の介護を目指して170


コロナウイルスの第1波が収束してホッとしている時に第2波勃発。

インフルエンザとのマッチングがいちばん怖いと思っていたのですが、とんでもない。第2波が起こってしまいました。そして、沖縄の感染率が膨大になり、全国の人口比率でいえばワースト1になりました。

今、私達の打つ手はマスク着用・手指消毒・自粛・自粛・自粛……。私は、解決の糸口がまったく見えない出来事を初めて経験しています。人生においていろいろ大変なことはありましたが、我慢、我慢、我慢して、その間に答えを見つけ、「何クソ」という思いで突破するというのが私の生き方でした。

 

しかし、新型コロナウイルスは我慢して答えが見つかるものではありません。今後、対策のしようもない、先の見えない苦しみの中で、どぅやって明るく生きていくかが大きな課題ですね。

沖縄の「ナンクルナイサ」がまったく通用しなくなりました。先祖が、沖縄戦、他の感染症で解決の糸口が見えない苦しみを味わってきたことを、いまようやく理解できたように思えます。早急のワクチン開発を待つしかないのでしょう。

 

残念なことに、スタッフのお父さまが入院中にコロナでお亡くなりになりました。95才ではありましたが、ご家族からしたら100才まで、せめてもう12年お元気でいて欲しかった……という思いだったのではないでしょうか。

本当に悲しい出来事です。

 

ところで、この苦しい中である本に出会いました。嫁舅コンビの料理研究家で、小林まさる氏(87歳)の『人生は棚からぼたもち』です。

彼は70歳で料理研究家である嫁のアシスタントを始めたそうです。のちに彼も料理研究家になったのです。常に嫁とは仲良くするようにしている、理想の嫁舅ですね。私の理想も、夫を放って姑と2人で食事をして、姑の服を買って楽しい時間を過ごすことでした。養母との関係はうまくいきましたが、残念ながら、姑と仲良くすることの理想は叶いませんでした。

困難な時こそ、チーム団結が必須です。絶対に乗り越えていきましょう。

 

 

令和2910

謝敷千恵子

 

流行感染症や 何時が収まゆら

昔親父祖の 苦つさ知ゆさ

千恵子作

 

ハヤイヤンメーヤ イチガウサマユラ

ンカシウヤフジヌ クチサシユサ